皆さんこんにちは、プラハの休日です。
突然ですが、海外旅行先で一番大事なことは何だと思いますか?
- おいしい料理を食べる
- 計画を実行するための時間管理
- 現地でのやり取りをスムーズにする語学力
どれも海外旅行を楽しむのに重要な要素ですね。
でも今回伝えたいのは、
遭遇すると全てを台無しにしてしまう重要な内容です。
それは・・・。
海外旅行先での貴重品管理の重要性

海外旅行に持っていく貴重品にはどんなものがあるでしょうか?
- パスポート
- 現金
- クレジットカード
- アクセサリー
- 時計
- ノートPC
- スマホ
- レンタルしたWi-Fi
個人差はあれ、基本的にはこのようなものですよね。
海外旅行中にこれらの貴重品を紛失・盗難の被害に遭遇してしまった場合、どうなるでしょうか。
ここでは一例としてパスポートを取り上げてみましょう。
パスポートを紛失・盗難被害に遭うと時間と労力が奪われる
- 現地警察を訪れ、紛失 もしくは盗難に遭った事を伝え、「紛失・盗難の届け出立証書類」を作成してもらう。
- 大使館などを訪れ、パスポートの再発行をしてもらうか、「帰国のための渡航書」を発行してもらう。
言うまでもなく海外旅行先でのパスポートは
自分の命の次に重要です!
紛失してしまえばその国で自分を証明できるものがなくなり、帰国したくても飛行機にのることもできません。
帰国時にパスポートを提示するタイミングは、
チェックイン、保安検査、出国審査、搭乗と、
最低でも4回です。
また、地域によっては、空港に入るセキュリティーチェック時にパスポートとeチケットを提示する必要があります。
※「帰国のための渡航書」は、今回に限って代用できるものになります。

日本の大使館でのやり取りは日本語ですが、それ以外は英語でのやり取りとなります。
また、再発行もしくは帰国のための渡航書を発行してもらうためには、写真の準備や戸籍謄本が必要も必要になるため、日本にいる家族などに助けてもらわなければならなくなります。
詳しく知りたい方は外務省 海外安全ホームページ(リンク)をご確認ください。
パスポート以外の紛失でも時間と労力が奪われる

パスポート紛失ほどではないにしても、それ以外の貴重品を紛失した場合でも時間と労力を奪われ、以降は楽しい旅行どころではなくなってしまいますね。
海外旅行保険を適用するにしても、警察が発行する「盗難届出証明書」が必要になります。
クレジットカードの場合は、紛失届け提出に加えてカード利用を停止してもらうために、日本のカード会社とのやり取りも必要になります。
スマホを紛失してしまった場合は、その後の滞在期間は必要な情報も得られなくなり大問題です。
紛失や盗難されたものを悪用されてしまと更に面倒なことになりますので、紛失した後の手続きを考えることより、
持参した貴重品を絶対になくさないことが重要です!
貴重品を紛失しないために有効な手段
海外旅行に持参する現金は減らし、クレジットカードも分けて保管する
現地の事情や滞在日数にもよりますが、現金はなるべく少なく、クレジットカードはVISAかMasterCardをメインにして、それぞれ別の財布や入れ物に保管します。
そうすることで、仮にどちらか1枚が盗難に遭っても、もう1枚で乗り切ることができますから。
クレジットカードを利用することができる地域の場合は、持参する日本円を可能な限り少なくすることが重要です。

最近は発展途上国にも至るところにATMがあるので、事前にデビットカードに現金をチャージしておき、現金が必要になった時にATMで引き出す方法は特におすすめです。
僕がいつも利用しているのはジャパンネット銀行のVISAデビットカードです。
無料で審査なく作ることができ、日本で銀行口座に入金しておけば、入金された分の金額までは自分で現地通貨に両替する手間なく、海外旅行先のVISAカードが利用できるATMや店舗で利用できます。
使い過ぎを防ぐことができるうえ、現金が必要になれば現地通貨で引き出せる優れものです。
もちろん日本でも問題なく利用することもできます。
興味のある方は、ジャパンネット銀行の公式サイトをご覧ください(リンク)。
ちなみに蒼井つばさちゃんが言っていた、VISAとMasterCardを持っていくというのは、この2枚のブランドのカードはクレジットカードが利用できる環境であれば、たいていの場面で利用できるからです。
クレジットカードのブランドは他にも、
- アメリカンエクスプレス(アメックス)
- ダイナースクラブ
- JCB
などもありますが、使用できない場合もあるのでご注意ください。
JCBはハワイやアジア圏では優待も付いたり利用できる店舗も多かったりしますが、アメリカ本土ではホテルでも利用できませんでした。
チェコのホテルでは利用できましたが、安心して海外旅行でのメインカードにするのはまだ先という印象です。
セーフティボックスを過信しすぎない

ホテル代を相当けちらない限り、たいていのホテルには室内にセーフティボックスが備え付けられています。最初に暗証番号を自分で設定するタイプが主流です。
重くて頑丈で、暗証番号が一致しないと開けられないので一見安心に思えますが、過信のしすぎは禁物です。
なぜなら、少なくともホテルの従業員はロックを解除することが可能だからです。
滞在するホテルは、従業員への教育もしっかり行なわれていて、室内で保管していた貴重品がもし盗難にあった場合は、しかるべき対応を取ってくれるであろうということから、個人的には安心という意味では4つ星以上のホテルをおすすめしたいです。
ホテル選びについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。

セーフティボックスの利用は、万全を期すと考えれば、自分が室内に滞在している際と、紛失した場合にダメージが少ないものを中心にしましょう。
海外の4つ星以上のホテルには警備員が立っていて、宿泊客以外の人が入ろうとすると、フロントに身分証明書を預けなければ入場を許可しないなどの対策も取られているので、安心感は上がります。
貴重品を持ち歩く際は目立たせない

海外旅行では、パスポートを始めとする貴重品は、万全を期すためには基本的に持ち歩くことになります。
パスポートは国により携帯が義務付けられている場合がある。
義務付けられていない国でも警察に提示を求められる場合もゼロではない。
携帯していない場合は逮捕されることも。
でも盗難や紛失の恐ればかりを気にしていると、いざ使いたいと思った時にすぐに取り出せず、不便を感じることもあるかもしれません。
そんなときにあると便利なのが、「セキュリティポーチ」です。
このタイプであればお腹に密着して完全に服の中に隠すことができ、もし何か抜かれそうになった場合にも必ず違和感がありますので、盗難防止に役立ちます。
取り出しの際はゴソゴソと自分のお腹付近を探ることになります。
スキミング防止対策もされているので、クレジットカードを入れておいても安心です。
これ以外にも色々なタイプが販売されているので、自分に合ったものを用意してくださいね。
ブランドものの財布やバッグの使用は控えましょう。
自分がお金を持っていると宣伝して歩いているようなものです。
リュックやたすき掛けのバッグを使用する場合は、背中側ではなく自分の前側になるようにしてください。
盗難されやすいだけでなく、悪意のある人から警戒心が薄い外国人観光客認定され、ターゲットにされてしまいます。
現金を持ち歩く場合は、複数の財布(入れ物)に分けましょう。ぱっと見で財布と分からないものが望ましいです。
ここは日本ではないということは、常に念頭に置いておいてください。
海外旅行を最大限楽しむためには予防策を入念に
最後になりますが最初に言った通り、何があってもパスポートだけは紛失しないように注意してくださいね!
海外滞在中のパスポートは命の次に重要なものです。
しっかり予防策を取って滞在中も注意していれば、あなたの海外旅行は楽しく、今後の人生にも生きる貴重な経験になることは間違いありません。

今回から登場した蒼井つばさちゃん、命名してくれたのは僕のツイッター仲間のぽんぽこさん(@ponpokoponx2)です。キャラの設定はCAさんなので、「青い空を飛ぶつばさ」をイメージしてネーミングしてくださいました。
僕の大好きなANAにも重なるところがあり、採用させてもらいました。
ぽんぽこさんは家庭を深く愛する方で、ツイート内容もほっこりできるものが多く、加えて僕の大事なツイッター仲間です。
気になる方がいたらフォローしてみてくださいね。
なお、蒼井つばさちゃんは次回以降も登場しますし、読者さんの反応次第では、メインキャラのプラハくんより登場回数が増える可能性もありますので、ご期待ください。
では、次回の記事でお会いしましょう。
Have a nice trip!!