皆さんこんにちは、プラハです。
旅行は本当に楽しくて、高揚感に包まれて、つい行動も浮かれてしまいます。
国内旅行でもそうですが、海外に行くと非日常感が更に増して、普段取らない行動も取ってしまうことも珍しくありません。
現時点では日本人に対して友好的な目で見てくれる国もありますが、浮かれた人やマナーの悪い人ばかり見たり接したりすると、そのうち友好的だった国の人たちも、「日本人全体」を白い目で見てくるようになるかもしれません。
日本人は自分の国に来て好き勝手やってるんだから、ぼったくっても問題ない
なんて考えられたら、他の普通の旅行者にとって多大な損失です。
今回主な対象として考えているのは、一部では女性にも当てはまりますが、
旅行する全ての男性の方
です。
初心者でも上級者でも関係ありません。
一つでも当てはまった場合は、次回以降の旅行で注意して頂けると嬉しいです。
今回書くのはあくまで僕が見てきた人たちに対する僕の意見です。
全ての方から必ずしも同じように見えているとは限りませんので、その点をご理解頂いた上でお読みください。
海外でのカッコ悪い日本人の行動
1.機内での態度や振る舞いに配慮がない

日本人に限ったことではありませんが、閉鎖された空間である機内での態度や振る舞いを見れば、だいたいその人の性格や考え方が見えてきます。
きっと普段から自宅や会社でも、同じように振る舞っていたり、そういう考えが潜在意識としてあるんだろうなと思っています。
あなたはこんな人を見かけた、もしくは自分がしていたことはありませんか?
- 客室乗務員への態度が横柄
- 前方の座席で、壁に足をべた付けしてだらしなく座る
- 機内食を食べる際も背もたれをフルに倒したままにして、後ろの席の乗客からクレームを入れられる
参考までに、航空会社の運賃収入の8割程度は、単価の高い少数のファーストクラスやビジネスクラスで占められているそうです。
僕はビジネスクラスを利用しての渡航もよくしますが、ビジネスクラスに乗る乗客であっても客室乗務員へ横柄な態度を取る方を目にすることもあります。
エコノミークラスの乗客でも、航空関連の情報を見ていると、客室乗務員がひどく不快な思いをさせられる事例も多いようです。
ビジネスクラスでもエコノミークラスでも、お金さえ払えば誰でも乗れるものです。
飛行機に乗れるから自分は偉いなんて勘違いをしてはいけません。
「お客様は神様」というのは、日本の中だけで通用する考えであって、現在はそれすらも見直しが進んでいます。
客室乗務員だって同じ人間ですから、お客様の態度や言葉遣い一つで嫌な気持ちになることはあります。
周囲の乗客の方々もあなたと同様、安くない料金を支払って旅行に行く仲間です。
その仲間もあなたと同じで、この旅行を以前から楽しみにしていたと思います。
どうかその方々の気分を害して旅行を台無しにしてしまうことがないよう、配慮してください。
せっかく足元が広い座席を追加料金を支払って乗っても、そんなに足を伸ばして座られたら、トイレに行く時にまたがないといけないですよね?
というかその体勢、逆にきつくないですか?
座席を倒すのも、自分が倒したら後ろの席の人のエリアが狭くなるので配慮してくださいね。
2.ホテルのロビーや屋外での不特定多数の女性との触れ合い

国によっては夜の街での行為が合法化されているところもあり、夜の街に行くのを目的とした観光客は多いです。
それも、現地の方々の貴重な収入源になっていることもあるので、否定する気はありません。
また、観光客の中には本気で異国の地でお相手を探しておられる方もいることでしょう。
冷静になって考えて頂きたいのは、何らかの社会的地位も金銭的余裕もある方が、日本国内でおおっぴらに、タイトルに書いたようなことをするでしょうか?
日本ではできないけど国外だから人目を気にせず傍若無人に振る舞うというのも、見ている側からすると何だか寂しい気持ちになります。
3.レストランや空港ラウンジなどで武勇伝(?)を語る

いわゆる武勇伝というのは、やはり女性関係のものが多いです。
東南アジアの国を旅していると、そういうおじさんの集団を今でも必ず見掛けます。
そういう話は見ていると声も大きくなりがちで迷惑です。
語っている本人は気持ちが良くて楽しいのかもしれませんが、
無関係な人からすると不愉快極まりないです。
日本語が分かる外国人もいます。その外国人は、日本が好きで日本語を勉強して習得した人かもしれません。
その人がそんな話を聞いたら、どう思うでしょうか?幻滅しませんか?
どうしても話したいのであれば、どうか帰国後に旅行仲間の誰かの家で話して頂けると助かります。
4.集団で広がって歩く

日本は道が広いといっても、集団で広がって歩かれると迷惑になることもあります。
でも、海外はもっと道が狭いんです。東南アジアの国々の主要都市でも、二人がすれ違うのも困難な歩道もあるんです。
そんな道を集団で広がって歩かれたら、周囲からは日本人はなんて非常識なんだと思われても仕方ないですよね。
5.女性を優先にしない

日本ではなかなか「レディーファースト」の意識が定着しないですよね。
グローバルではかなり昔から最低限のマナーになっているので、
海外で女性を優先しない男性は非常識
という目で見られます。
女性へのそうしたさり気ない気遣いができる男性には、個人的に憧れに近い気持ちを抱きます。
海外に行くと気持ちも高揚するので、普段できないこともできてしまいます。
では、今回はそれを逆手に取ってみてはどうですか?
男性の方がパートナーや奥様と旅行された際は、日本ではできていなかった気遣いを、意識してしてみてください。
特別なものでなくてもいいんです。
ドアを開けて先に通してあげるとか、エレベーターのドアを開けるボタンを、相手が乗り込むまで押してあげるとか、レストランで相手の座る椅子を引いて座りやすくしてあげるとか、そんな小さなことからでもいいんです。
海外旅行を通して、絆も更に深まることでしょう。

女性は男性にとってなくてはならない特別な存在だという事実を、海外旅行を通して今一度思い出してください。
大事なことなのでもう一度言います。
女性は男性が全力で守って敬うべき尊い存在ですよ!
だから照れくさくても、日本ではなかなかできていなくても、海外では行動で示してあげてください。
海外での恥ずかしい日本人の行動5選:まとめ
- 機内での態度や振る舞いに配慮がない
- ホテルのロビーでの不特定多数の女性との触れ合い
- レストランや空港ラウンジなどで武勇伝(?)を語る
- 集団で広がって歩く
- 女性を優先にしない
今回取り上げたのは、ほんの一例です。
海外旅行では気持ちが高揚して普段しないことをしたくなる気持ちは、本当に良く分かります。
「レディーファースト」については、日本人はシャイな人が多いので、頭では分かっていても、なかなか行動に移せないのも、すごく良く分かります。
でも、自分の行動をもう一人の自分が見た時にどう思うか、今一度考えてみてください。

自分ですすんで自らの価値を下げる行動をしては、非常にもったいないですよ。
皆さんの海外旅行が人生で最高の思い出になることを、心からお祈りしています。
では、また次回の記事でお会いしましょう。
Have a nice trip!!