まだ海外旅行をしたことはないけどしてみたい、でも不安だな~と考えている方に朗報です!
今回は初めての海外旅行に選んで絶対に後悔しない場所をお伝えします。
なぜタイ・バンコクを初めての海外旅行におすすめしたいか、これからその理由をお伝えします!
記事の最後には、快適にタイ・バンコク観光を楽しむベストシーズンの情報も記載します。
ぜひ最後までお付き合いください。
※2021年7月現在では、新型コロナウイルス蔓延防止のため、通常とは異なる様々な措置が取られています。こちらの記事は新型コロナウイルス蔓延防止措置が解除になった後の渡航先選定の際にお役立てくださいますよう、お願いいたします。
渡航前に知っておきたい基本情報
- 観光の場合は30日以内の滞在であればビザの取得不要
- 通貨はタイバーツ(2020年8月5日現在:1バーツは3.41円)
- 時差はマイナス2時間
- 気候は一年中高温多湿、日差しが強い
- 日本⇔タイの飛行時間は平均約6時間
- 日本の主要空港からの直行便多数あり
- 仏頭(仏像の頭部)より高い位置で写真を撮る
- ふざけたポーズで仏像と写真を撮る
- 僧侶を侮辱する
- 女性が僧侶に触れる
- 女性が肌の露出が多い服装のまま仏教施設に入る
- 王室や国王を侮辱する
- 指定場所以外で喫煙や吸い殻のポイ捨てをする
- 電子タバコ(加熱式含む)の持ち込み
- タイ人の頭を触る
①~⑤は仏教関係の禁止事項です。
タイでは仏教が深く信仰されており、生活と密接に結びついています。


⑥は王室と国王を侮辱すると、最悪の場合では逮捕される場合もあるので注意が必要です。
⑦~⑧は喫煙者が注意すべき内容です。

タイでは喫煙に関する取り締まりが厳しく、公共施設内や飲食店では禁煙です。
また、路上でポイ捨てすると2,000バーツ(約6,900円)の罰金が科せられます。
灰皿が用意されている場所も多いので、必ず喫煙が許可された場所で吸うようにしてください。
電子タバコについては持ち込みすら禁止です。
罰則は非常に厳しく、10年以下の懲役、もしくは50万バーツ(約107万円)以下の罰金です。
⑨については、大人の頭を触る機会は少ないでしょうが、子供の頭を撫でるというのは、日本人ならやりがちなことです。
もし感情を抑えきれなくなった場合は、愛情をいっぱいこめた笑顔で見つめてあげましょう。
初めての観光旅行にタイ・バンコクを推す理由
①飛行時間がちょうどいい

基本情報でも書きましたが、タイへの飛行時間は約6時間です。
飛行の4時間~6時間って、実は
ちょうどいい時間なんです。
というのも、例えば日本から韓国に渡航する場合は、1時間半程度で到着してしまいます。
飛行時間が短いということは、
- 早く現地に到着できるので時間が有効に使える
- 国内旅行のように気軽に行ける
- フライトで疲れにくい
このような良い点があります。
しかし、以下のようなことは、飛行時間が短過ぎることのデメリットと考えられないでしょうか?
- 苦労して飛行機に乗ったのに空の旅が一瞬で終わる
- 映画を一本も見終われない
- 搭乗から降りるまで慌ただしい
- ゆっくり食事できない
- ゆっくりドリンクを楽しめない
- 飛行機の中で旅行気分を高めにくい
- 頭の中を整理する時間が短い
これが飛行時間が4時間~6時間くらいあると、このデメリットは確実に全て解消されます。
でも、いくら旅行や飛行機が好きな人でも、飛行時間は長ければ長いほど良いというものでもありません。
ヨーロッパやアメリカに行こうとすると、飛行時間は12時間以上になります。
仮に南米のアルゼンチンに行こうとすると、飛行時間だけで24時間以上必要です。
長時間のフライトでは、こんなことがあります。
- エコノミークラスだと座席が狭くて眠れないことがある
- 映画を見ようと思えば3~4本見られるが飽きる
- 暗い中でモニターを見ていると目が疲れる
- お尻や腰が痛くなる
- 肩が凝る
- 機内食が複数回出るので常に何かを食べている気分になる
- 時間がなかなか進まない
旅慣れた人なら自分なりの過ごし方を持っているということもあるのですが、初心者がいきなり長時間フライトに挑戦するのは、少しハードルが高いように感じます。
このような理由から、
飛行時間がちょうどいいことを、
タイ・バンコクをおすすめする理由としてあります。
②言葉の壁が低い(片言英語でOK)

バンコクは観光産業がとても発達した地域です。そのため、観光客の多いエリアであれば、簡単な英語が通じる場所が多いです。
・テイクアウト
・チケット
・パスポート
・マップ
・ホテル
・レストラン
・ボート
・ペン
・チェックイン/チェックアウト
どうですか?
日本人同士でなければ通じない「和製英語」もありますが、僕らが話す言葉には英語が至る所に紛れ込んでいます。
今回紹介した英語は、日常生活で意識して使っている人は少ないのではないでしょうか?
最初は簡単な英語で十分で、必要な単語は都度覚えていけばいいんです。
また、今は昔と違ってこんな乗り切り方もあります。
- ポケトークなどの翻訳機を持参する。
- スマホの翻訳アプリを活用する。
- 英語や現地語を話せる人と一緒に行く。
ポケトークについては、こちらの記事でレビューしています。

だから今、流ちょうに英語が話せないからと言って、バンコクに滞在することに関して尻込みする必要なんてありません。
日本料理店や市場、そして一部のホテルなどでは、日本語でも通じる場所もありますので、どうぞご安心ください。
「言語の壁が低い」ことも、初心者におすすめできるポイントです。
③食べ物が安くておいしい

東南アジア全般に言えることとして、食べ物が安くておいしいことも、初めての海外旅行先におすすめできる理由の一つです。
東南アジアの料理というのは、個人的には日本人の口に合うものが多いと感じます。
そしてここは、多くのグルメな観光客が訪問するタイです。
皆さんが知っているタイ料理は何がありますか?
- グリーンカレー
- トムヤムクン
- パッタイ
- カオマンガイ
- ガパオライス
- モーニンググローリー
他にもたくさんありますが、全部美味しいです!
グルメな方にも必ず満足してもらえるはずです!!
その他に、筆者がバンコクに滞在する際に欠かさないのは、お米由来の麺 クイッティアオ(タイヌードル)です。
タイ料理は自分で調味料を使って味を調整できるのも特徴です。
辛い味がお好きな方は唐辛子を入れて激辛に、塩辛さやコクを出したい方は魚醤(ナンプラー)で思いのままに。
甘くしたい方は砂糖を好きなだけ入れてください。
自分のさじ加減で新たな味を発見できるタイ料理に病みつきになることは間違いありません!
金額ですが、日本にあるタイ料理店で食べようとすると一品で1,000円近くなることもざらにあるでしょう。
現地で食べれば、観光客の多いエリアでも、400円~700円程度で、美味しい料理でお腹を満たすことができます。
複数人で行った場合は、色々な料理を注文して食べ比べてみるのも良いですね。
忘れてはならないのは、南国フルーツも至る所で購入できます。
フルーツ好きな方には天国のような場所です!

「食べ物が安くておいしい」も外せない理由の一つです。
④移動がしやすい
最初は現地に滞在して観光に行こう、ショッピングに行こうと思っても、移動が不便だと次第に行動量が少なくなってしまうかもしれません。
でも、バンコクは移動するための手段がとても発達している地域です。

タクシーやトゥクトゥクがそこら中を所狭しと走っているので、捕まえるのも困りません。
トゥクトゥクを利用する上での注意点はこちらの記事を参考にしてください。

でもバンコク市内は渋滞がひどいので、急いでいる時にはあまりおすすめできません。

そんな時は電車(BTS)や地下鉄(MRT)を利用しましょう。日本のように複雑ではないので、初めての方でも一度乗ってみたら、簡単に快適に移動できるようになりますよ。
【参考】電車で利用するプリペイドカードについて
電車(BTS)を利用する場合は「ラビットカード」というプリペイドカードを利用すると便利です。

日本のSuica同様、チャージしておけばチケットを購入せずにタッチのみで改札を通れます。
電車の券売機はタイミングによっては非常に混雑したり、硬貨しか利用できないなどデメリットも多いのですが、そのデメリットはこれ1枚で解消されます。
発行は以下の3ステップで行います。
- 各駅に必ずある窓口に行く
- スタッフに「ラビットカード(プリーズ)」と伝え、最低200バーツ(約700円)とパスポートを渡す
- 用紙に電話番号かメールアドレスを記入する
②の最低200バーツというのは、発行手数料(100バーツ)+最低チャージ金額(100バーツ)必要になるからです。
参考までにざっくりですが、最低運賃は16バーツ(約60円)程度で、そこから3~7バーツずつ上がっていく感じです。
「ラビットカード」へのチャージも簡単です。
窓口に行って、「トップアップ(プリーズ)」と言って「ラビットカード」とともにチャージしたい金額を差し出せばOKです。
チャージ金額は一日500バーツまで、1枚のカードには最大4,000バーツまでチャージ可能です。
帰国前に払い戻しする際は、窓口で「リファンド(プリーズ)」と言えば、発行手数料100バーツを除いた分が返金されます。
「ラビットカード」の有効期間は5年間で、チャージしたお金の有効期限は最後に使用してから2年間なので、その間に再び滞在予定があるなら、そのままキープしておくのも悪くありません。
「ラビットカード」は街中のマクドナルドやスターバックス、バーガーキング、場所によってはショッピングモール内のフードコートでも利用できます。
その場合もタッチ決済で、「ラビットカード」と伝えてから端末に触れるだけで非常に楽です。使わない手はありません!
タイ・バンコク観光のベストシーズンは?
最後に約束していたタイ観光のベストシーズンを紹介します。
ズバリ・・・
11月~2月がおすすめです。

※画像は阪急交通社さんのHPよりお借りしました。
棒グラフは平均雨量で折れ線グラフが平均気温です。
赤がタイ・バンコクで、緑は東京です。
タイは大きく3つの季節があります。
乾期、暑期、雨期です。
- 乾期:11月頃~2月頃 雨が少なく、気温も一年で最も低い
- 暑期:3月頃~5月頃 連日蒸し暑い日が続き、スコールが降る時もある。気温は40℃近い時も。
- 雨期:6月頃~10月頃 毎日のようにスコールが降る。
今回おすすめの乾期の平均気温は26℃~28℃ほどです。寒い日本を抜け出すにはちょうど良い気温ではありませんか?
また、その時期は雨がほとんど降らないので、観光の予定が立てやすいという利点もあります。
タイで開催されるイベント等を目的に訪問される方は別ですが、ベストタイミング、ベストシーズンは間違いなく11月頃~2月頃です。

今回は初めての海外旅行先に選んで間違いないタイ・バンコクを紹介しました。
この記事がきっかけになって、初めての海外旅行に踏み出してくださる方がおられましたら大変嬉しく思います。
そして、それがタイのバンコクだったら更に嬉しいです。
初めての海外旅行にタイ・バンコクを推す理由:まとめ
- 飛行時間がちょうどいい
- 言語の壁が低い
- 食べ物が安くておいしい
- 移動がしやすい
タイ・バンコクを推す理由に『観光スポットの多さ』を挙げていませんでしたが、有名な観光スポットの一つについて解説した記事も紹介しておきます。
もしバンコクに行ったら観光スポットとして外せないのが
ワットアルン
です。

皆さんの今後の海外旅行の予定を立てる際のお役に立てれば嬉しく思います。
では、また次回の記事でお会いしましょう。
Have a nice trip!!